コミュニティを運営して、毎週人の相談を受けています。発信のこと、仕事のこと、辞めるかどうか。この数年で受けた相談は、数百件になります。
その立場から、身も蓋もない数字を言います。
相談のあと、実際に動いた人は、2割もいません。
丁寧に答えても、具体的な手順まで渡しても、本人が「やります」と言っても、8割は動きません。1ヶ月後に聞くと、何も変わっていない。そしてまた、似た相談が来ます。
最初の頃、私はこれを自分の答えの質の問題だと思っていました。伝え方が悪いのか、手順が難しすぎるのか。答えを改善し続けました。動く割合は、変わりませんでした。
数百件を越えたあたりで、ようやく認めました。答えの質と、動くかどうかは、ほぼ関係がない。
では、動く2割と動かない8割は、何が違うのか。
才能ではありません。動いた人の中に、特別に優秀な人が多いわけではありませんでした。環境でもありません。忙しい人でも動く人は動き、時間がある人でも動かない人は動かない。年齢でも、性別でも、経歴でもない。
数百件を並べて見えてきた分かれ目は、もっと手前にありました。
相談の「聞き方」の時点で、動く人と動かない人は、すでに分かれていたんです。
相談の第一声を聞いた瞬間に、この人は動くな、この人は動かないな、と分かるようになりました。当たります。嫌になるくらい当たります。
その見分けがつくポイントは、3つあります。そしてこれは他人を見分ける話ではなく、自分が相談する側に回ったとき、動けない9割に入らないためのチェックリストでもあります。
目次
見分け① 質問が「動作」か「感想」か
見分け② 「でも」が出るまでの秒数
見分け③ 相談の前に、何かを「やってから」来ているか
自分への使い方


